開智小学校(総合部)

8学年 探究フィールドワーク

8学年 探究フィールドワーク

10月30日から3泊4日で、8年生は長崎フィールドワーク(FW)へと出かけました。
総合部に入学してから、毎年のように実施してきた探究FWの集大成となる行事です。
8年生は、探究テーマも訪問先もスケジュールも、全て自分たち自身で決めて、このFWに向けて準備をしてきました。

初日は、多くのグループが市内の原爆資料館や出島で「長崎の歴史」を学びました。
そして、2~3日目には、多くのグループが事前にアポイントをとった訪問先を尋ね、取材をしたり、実地調査をしたりしました。

長崎のみなさんは大変親切で、8年生のために多くの時間を割いてご対応くださいました。
個人的な旅行では決して入ることができない場所でも、8年生の探究にかける思いを理解した企業・団体・施設が特別に許可してくださるなど、多くの人の優しさに支えられていることを実感できました。

そして最終日となる4日目には、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の一つに登録されている軍艦島に、8年生全員で上陸しました。
快晴かつ夏日に迫る気温の中で、海上に浮かんだ廃墟を間近で観察することができました。

8年生はコロナ禍が始まったと同時にセカンダリーに進級した学年です。その影響で6年生まで宿泊行事はできず、7年生以降も様々な制限がある中で学校生活を送ってきました。今回の軍艦島上陸ツアーは、学年全員で同じ場所を訪問することができた数少ない機会でした。

このFWが、自身の探究を深める材料となったのに加え、8年生全員の心のつながりを深める旅にもなったことでしょう。

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