4月24日の5時間目、プライマリーのグラウンドで「1年生を迎える会」が行われました。
この会は、新たにプライマリーの最上級生となった4年生の代表委員が中心となって進行しました。
2年生、3年生、4年生の児童たちは、それぞれの学年らしさを生かしながら、1年生への温かい歓迎の気持ちを込めたプレゼントを準備しました。
2年生は、「1年生のためにできること」を伝え、自分たちが昨年度育てた「あさがおの種」をプレゼントしました。小さな種の中には、「いっしょにがんばろうね」「大きく育ちますように」という優しい気持ちがたくさん詰まっています。
3年生は、2年生のときに探究活動の一環として取り組んだ「ぶんぶんごま」を、1年生へのプレゼントとして贈りました。自分たちが作ったぶんぶんごまには、「いっしょに遊ぶことで、すぐに仲良くなれる」という思いが込められています。どうすれば長く回るかなど考えながら作った経験をもとに、1年生にも遊ぶ楽しさを伝えたいという気持ちで準備しました。
4年生からは、水引を添えた「Teamカード」が贈られました。水引は、日本の伝統的な飾り紐で、大切な人とのご縁を結ぶ意味があるものです。1年生とこれから仲良く、つながっていけるようにという願いが込められています。 1年生にとっては、これからの学校生活で安心できる心強い贈り物となりました。
どの学年のプレゼントにも、それぞれがこれまでに学んできたことや取り組んできたことが反映されており、心のこもった贈り物となりました。
プレゼントを受け取った1年生たちは、少し緊張しながらも、嬉しさと感謝の気持ちを込めて「開智小学校で学んだこと」と「歌」を元気いっぱいに発表しました。
その姿からは、新しい学校生活に少しずつ慣れ、前向きに取り組んでいる様子が感じられました。
会の最後には、プライマリー全員で「校歌」を歌いました。
1年生にとっては、みんなと声を合わせて歌う初めての校歌。
「プライマリーの一員になった」ことを実感できる、感動的なひとときとなりました。
入学から約1か月。1年生は、上級生たちの温かいまなざしと優しさに包まれながら、日々成長しています。これからの1年生のさらなる成長と活躍が、今からとても楽しみです。