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3年新潟県魚沼市 食の探究FW(フィールドワーク)
3年生は、10月22日から2泊3日で新潟県魚沼市へフィールドワークに出かけました。3年生が1年間かけて取り組んでいる探究活動「食」に関連して、このフィールドワークでは「発酵」と「伝統的に食べられている地域食」をテーマに活動をしてきました。
1日目は、「農業体験」と「味噌作り」の活動をしました。「農業体験」では、人参の収穫を行いました。普段スーパーなどで見かける野菜が畑ではどのような姿をしているのか、どのくらいの力を使えば上手に土から人参を掘り出すことができるのか、普段の生活では体験できない貴重な体験をすることができました。「味噌作り」では、国語の時間に「すがたをかえる大豆」で学習したことを実際に体験することができました。大豆を蒸した匂いや米糀の手触りなど、五感を使うことで、印象に残る体験になったようです。
2日目は、野外炊事と雪室倉庫・米糀の製造工場の見学を行いました。野外炊事では、昨日収穫した人参を使ってのけんちん汁、飯盒で炊くお米、塩糀を使っての浅漬けを作りました。どの作業も仲間と協力することで、絆を深めることができる活動となりました。午後の見学では雪国・米どころならではの知恵を活かした様々な工夫を実際に見ることで、埼玉との違いに驚いていました。
3日目は、昔から新潟で食べられている「笹団子」を作りました。よもぎや笹をどのように保存し、一年中作れるようにしているのか、指導員の方に語っていただきながら作業を進めることで、より深い学びにつなげることができました。
今回の3日間は、昔から受け継がれている知恵に触れ、その知恵に驚かされることの連続でした。また、宿泊を伴う活動を仲間と共にすることで、時間を守る大切さや仲間と協力することの大切さも再認識することができました。この3日間の経験をこれからの探究活動に活かしていきます。


