FAQ(よくあるご質問)

カリキュラム・授業について

総合部では、小1〜小4までをプライマリー、小5〜中2までをセカンダリーと呼び、それぞれ4つの学年10名程度ずつで異学年齢学級を構成します。これを「team(ティーム)」と呼び、日常の学校生活や行事等はティーム単位で活動します。異学年齢の関わりの中で、組織を学び、リーダーシップや思いやりの心を育みます。現在、プライマリーにはA〜Kまでの11ティーム(各ティーム担任が2名)があります。ティームは1年に1回入れ替わります。

朝の会・帰りの会や給食・掃除など、教科学習以外の学校生活はティーム単位で行います。また、「探究学習」や「表現」などの授業や、「球技大会」「運動会」「エクスカーション(遠足)」「開智発表会(劇の発表)」など、行事に向けた活動もティーム単位で行います。

国語・算数・英語といった通常の教科の授業は学年ごとに行い、20名程度の少人数授業を行います。クラス編成については、児童生徒の習熟度や学習の様子を見ながら、担当教員間で協議し、学年・教科ごとに最適なクラス編成を行います。

3〜4年生は年3回(学期ごと)、5〜8年生は年5回(1・2学期の中間・期末と年度末)、「定期考査」を行い、学習内容の理解定着ができているかを確認します。

授業でわからなかったところや質問がある場合には、職員室近くに「学び合いスペース」という場所があり、そこで休み時間や放課後を使って、教員や同級生と一緒に学習しています。また学期末には試験結果などを踏まえて、必要に応じて補習を行うなど、学習内容の理解定着を図ります。

学習内容の理解定着や習熟を図るために、各教科で必要に応じて宿題を出しています。

1年生からネイティブ教員が英語で授業を行いますが、簡単な挨拶やアルファベットなど、基礎から学習していきますので、事前に学習をしておく必要はありません。もちろんお子様の関心意欲があるようでしたら、事前に英語に触れる機会を作っていただければ、スムーズに授業に取り組んでいけると思います。

パーソナルは教員が内容を決めるのではなく、子ども達自身が自分の興味関心にあわせて学習する内容を決めるものです。教科の枠にとらわれることなく、自分が学びたいことについて、自ら目標を設定し、計画をたてて、振り返るという活動を通して、「自学自習」の力を育みます。教員は常にそのフォロー役として、計画の立て方を助言したり、質問に答えたりするなどしながら、授業を進めています。

登下校について

プライマリーでは、登下校については学校まで送り迎えをしていただくか、スクールバスをご利用いただくかどちらかをお選びいただきます(セカンダリー進級後は東岩槻駅から徒歩での通学も可)。スクールバスは東岩槻駅からのピストン運行に加えて、東川口&浦和美園便、さいたま新都心便を運行させています。なお、東岩槻便以外の遠方バスについては、今後利用実態を踏まえて路線変更をする場合がございます。

通学圏が広範囲に渡っていること、各ご家庭によって登校時間や方法など異なることから、特に登校班などの設定は行っておりません。学校(通学バス乗車)までの登下校については基本的に保護者の責任でお願いしております。

授業開始は8時25分ですので、それまでに登校します。(開門は7時30分)下校時刻は時間割によって異なりますが、15時〜16時の間に下校します。(プライマリーの完全下校時刻は16時30分、セカンダリーの完全下校時刻は17時30分です)

学校側での登校圏内の指定はありません。埼玉県内在住者が中心ではありますが、東京都内をはじめ、千葉県・栃木県・茨城県からの通学者も在籍しています。

学費について

学校生活全般について

異学年齢学級(ティーム)は、1年ごとにクラス替えを行います。

異学年齢学級(ティーム)には、2人の担任(セカンダリーでは1名)がつき、普段の学校生活の指導にあたります。また、それ以外にも学年ごとに教員団を構成して、教科学習や生活指導にあたります。

給食かお弁当を持参するかを選択することができます。給食は、公立学校の給食とは異なりますが、学園内の食堂で作った「給食弁当」を注文することができます。毎日注文することもできますし、必要な日だけ個別に注文することもできます。(1食600円)カロリー計算等工夫された献立となっており、ご飯やスープなどは温かいものを提供しております。

事前にメニューをHPにて公開し、アレルギーとなるメニューがないかどうかをチェックします。ただし、代替メニューは用意しかねますので、不安な場合はお弁当を持参いただくよう、ご協力をお願いしています。

来校するタイミングとしては、運動会や開智発表会などの行事参観、授業公開日(年2〜3回)、担任との保護者面談(年2回)、宿泊学習の事前説明会と当日の送迎、保護者役員会などがございます。ただしいずれも参加を強制するものではありません。また保護者会の活動につきましては、学校よりご依頼申し上げ、承諾をいただいた方に役員としての活動をお願いしております。その際には活動内容に応じてご来校いただくことになります。

校内のセキュリティー確保のため、常に警備員を常駐させております。緊急時メール配信システムに全保護者様にご登録いただき、緊急連絡が必要な場合はメール配信を行っております。また、希望者については、登下校確認のメール配信を行っています。

学校での活動中に大きな地震などの災害が発生した場合には、原則として学園内にて児童生徒を避難待機させ、保護者もしくは身元の確認できる方がお迎えに来るまで学園内にて保護します。学園内には非常用の水や食料品を常備しております。また、随時避難訓練を実施し、震災時に備えております。

放課後の活動について

「開智アフタースクール」を開設し、全児童(1〜8年生)を対象に、放課後の学童保育を行っております。運営は外部機関「放課後NPOアフタースクール」に委託をしておりますが、総合部校舎内を利用して、宿題をしたり、自由に遊んだりするなどして有意義に放課後を過ごしております。また日替わりで様々な「プログラム(各種習い事)」も実施しています。なお、学童の預かり実施時間は、放課後から夕方18時30分までとなっています。

春・夏・冬の長期休暇の間や、行事の振替休日の際などは、朝から夕方まで学童を実施いたします(平日のみ・お盆や年末年始を除く)。期間や料金については入学時にご案内いたします。

放課後、学園内の施設を使って、様々な「プログラム」を開講しています。「学習系」「文化系」「体育系」と様々なプログラムが毎日行われています。詳しくは本HPのアフタースクールのページをご覧ください。なお、細かいスケジュールや費用等は年度によって変更する場合がございますので、ご了承ください。

セカンダリー7年生(中学1年生)より、任意参加で開智学園中高一貫部の生徒と合同で各種部活動が行われています。

進学について

8年生(中学2年生)まで総合部で学校生活を送り、中学3年生に進級する際に、原則として全員が「開智学園中高一貫部」と合流します。

一部の指定校については、総合部で進級する資格を有したまま中学受験をすることができます。外部進学をする人数は学年により異なりますが、おおよそ10%程度が外部の中学に進学をしています。

学校として留学制度はありません。ただし、個別に留学を希望されるご家庭とは、適宜連絡を取り合い、復学のタイミングや復学方法についてご相談に応じております。また夏休みを利用した短期海外研修のプログラムがございます。(希望者のみ)

入試について

「第一志望」は合格した際には本学園に入学いただける方を対象としています。「併願志望」とは、併願先があり、現時点で入学先を検討中であるという方を対象としています。「併願志望」の方は、一定の延納金をお支払いいただくことで、入学手続き期限を延長することができます。

本校の入学試験は内容が多岐に渡り、ややハードルが高いように思われることがありますが、我々としては様々な観点からお子さまが持っている力を見させていただき、その子の「得意」を評価する入学試験にしたいと考えております。そのため、これが重要という力はありませんが、強いて言うならば、「伸びる力のある子」=自らの興味関心を大切にし、意欲を持って学ぶことのできる子に来てほしいと願っています。

自分自身で発表内容を決めることができますので、好きなことや得意なことを自由にアピールしてください。例えば「楽器の演奏」「スポーツ・演技の披露」「英語の暗唱」など、どんなことでも構いません。必要に応じて学校内の施設・用具を使うこともできますし、持ち込みも可能です。

学校説明会開催時に販売いたします。(1部500円)説明会に来ることが難しいようであれば、個別にご来校いただければ販売いたします。事前に開智学園総合部募集担当までお問い合わせください。

説明会はあくまで本校の理解を深めていただくためのものですので、参加を強制するものではありませんし、合否には影響ございません。ただし本校は異学年齢学級など独自の取り組みを行っておりますので、できれば事前に本校のことをよく理解していただきたいと考えておりますので、ご都合がつきましたらぜひ学校説明会にご参加ください。

本校の教育理念・教育方針にご理解をいただき、ご協力いただける方であれば、国籍や家庭環境などによって合否が左右されることはございません。

例年12月頃に、編入試験を実施いたします。対象は新2年〜新6年生です。新2〜4年生は国語・算数・面接の試験を行います。新5〜新6年生は、国語・算数(数学)・英語・面接の試験を行います。本学児童生徒と一緒に学んでいける学力を有すると認められる児童生徒であれば入学できますので、定員は特にありません

海外からの帰国生については、編入試験の実施日や編入時期について、個別にご相談に応じます。まずは学校までご連絡ください。

その他

ネイティブ教員がティーム担任につくなど、スムーズに新生活に適応していけるように配慮してまいります。英語の授業は習熟度別クラスにて行います。また、意欲や能力を考慮して、取り出し授業という形でネイティブ教員が放課後に授業を行うこともございます。

大村先生は開智学園の名誉学園長であり、「開智」の名付け親でもあります。大村先生の功績と名に恥じぬよう「国際社会に貢献する人材を育成する」ことを目標とし、全教職員一丸となって、探究型の学びを実践してまいります。