開智小学校(総合部)

1学年 オータムスクール

1学年 オータムスクール

10月25日、26日の2日間で、1年生は初めての宿泊行事“オータムスクール”に出かけました。
1日目から晴天に恵まれ、名栗げんきプラザへ行きました。

名栗げんきプラザの方から、森にいる生き物について説明を受けた後、「森の探究」スタートです。子どもたちは自分たちの「テーマ」に沿って、様々なものを探したり発見したりしながら、施設周辺の森をハイキングしました。

1本の木でも、葉の色の違いに気付いたり、見たこともない赤や紫の実を発見したり、「しか」と思われる生き物の糞を見つけたり、木にくっついている固いキノコを見つけたり、生き物が木に空けた大きなの穴を見つけたりと、普段の生活では、経験することのない発見をすることができました。

そして、発見と同時に子どもたちには、たくさんの?が沸き上がってきたようです。
しかが食べた後の木を発見しては、「どうして、この木は食べて、あの木は食べないのだろう?」
1枚の葉っぱをじっと見つめては、「よくみると、緑と赤と紫色なのに、透かしてみると、黄色に見えるよ!なんでだろう?」「上に生えている(山頂付近)木と、下(川沿い)に生えている木は、全然違う。上にある木は枝が全然なかった!何か関係があるのかな?」などたくさんの?に包まれていました。

2日目の午前中には森の探究で分かったことや見つけたものについて一人一人がふりかえり、自分の言葉でまとめました。
探究発表では、どの子も自信を持って発表することができ、とても充実したオータムスクールとなりました。

1年生にとって、家や学校を離れて仲間と生活を共にすることは、とても大変なことですが、1泊2日の間、子どもたちは全力で「五感」をフル回転させて頑張っていました。生活面でも、布団敷や片付けなど一人でなかなかできない時は、仲間と協力して行うことができました。子どもたち同士で支え合う、みんなで創る「オータムスクール」となりました。

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