開智小学校(総合部)

3学年「食の探究」 ~米づくり~

3学年「食の探究」 ~米づくり~

3学年は、体験テーマ「食」の活動の1つとして、春からお米を育ててきました。
種もみを水に浸して芽出しをして、苗を育て、5月にはバケツやペットボトルでミニ田んぼを作り、田植えをしました。

夏には稲穂が出て花が咲き、2学期が始まるころには実をつけ頭を垂れた立派な稲になりました。
9月には念願の稲刈りをして、脱穀や籾摺りも子どもたちの手で行いました。

2畳ほどの小さなミニ田んぼで育てた稲からとれたお米は全部あわせてもたったの2合ほど。
お米を育てることがいかに大変かを実感しました。

そして、先日、ついに自分たちの米を炊いてみました!
炊飯器を開けた瞬間、炊き立てのお米の湯気、香り、そして、「わ~っ」という歓声があがりました。思ったよりもふっくらとしてモチモチした美味しいお米だったのです。3年生96人で分けて食べたので、一人分はほんの一口ほどでしたが、子どもたちの手で種から育てたお米、みんなの口の中に広がる味は格別でした。

また、3年生は「いろいろなお米」についても探究しています。この日は、自分たちで育てたお米の他に、「発芽玄米」「タイ米」「もち米」も炊いて食べてみました。それぞれのお米ごとに、形や色など見た目だけでなく、においや味などにも特徴があり、使われる料理や調理法も様々です。日本人の主食である「お米」について、興味を深めた子どもたちでした。

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